伝統工芸士 加藤さんの日記

令和4年 仕事始め

       新年明けましておめでとう御座います 。

1月5日 加藤石材恒例の仕事始めを行いました。

真壁石に三・五・七の数と当たり矢をノミ切りで彫刻して、御神酒・塩・お米・かつお節をお供えし、道具を清めて一年間の無事と商売繁盛を祈願します。

父 征一も今年1月20日で82歳になりますが、まだまだ仕事の意欲が有りそうです。

七尺の三月堂形燈籠の笠を仕上げると言っています!

     皆様のご健康とご多幸をご祈念いたします。

     今年もよろしくお願い申し上げます。

 

ジオパークツアーで真壁石の話をさせて貰いました。

 筑波大学大学院のジオパーク論専攻の皆さんが、地域に根付く産業である真壁石の話を聞きたいと言う事でお越しになりました。

これは、12月4日・5日の2日間実施された ジオパークツアー最終日の見学になると言う事でした。

笠間市の石の百年館からスタートして御影石の成り立ちや成分等は勉強してきたと言う事で、真壁では古くからの仕事としての石との関わりと「伝統的工芸品真壁石燈籠」の話をさせて貰いました。

大学院生の皆さんですので私よりも話は上手でしょうから、道具の実演や石割を主に見て貰いながら最後に展示場に移動して燈籠の説明をして終了となりました。

時間も午後4時を過ぎ薄暗くなってしまいましたが、まとまらない話を長時間聞いて貰って有り難う御座いました。

また、こういう機会を頂ければ 石の魅力を発信していきたいと思います。

愛知県大会での合間の1日

常滑市で開催された全国伝統的工芸品大会の期間中、出展した3人で1日ずつフリータイムを取り各自自由に行動をする事としました。

私も1日、時間を貰って 前から参拝したかった「熱田神宮」に参拝して来ました。

この時期は、七・五・三と言う時期もあり沢山の晴れ着を着たお子さんで賑わっていました。

流石、三種の神器「草薙剣」をご神体にお祀りする神宮です、賑やかな中にも神聖な気持ちで参拝することが出来ました。

かの有名な信長塀や20尺はあろうかと言う佐久間燈籠・太鼓橋の手摺の石の加工など、当時の素晴らしい技術に感銘を受けて来ました。

帰りに常滑の市街にも立ち寄って散策しながら、一日有意義に過ごさせて頂きました

令和三年 伝統的工芸品月間全国大会 

毎年11月は伝統的工芸品月間となっています。

それに併せて全国の伝統工芸士が一同に会する大会が、今年は愛知県で開催されました。

26日に名古屋市内の「ウィルあいち」での国民会議・伝統工芸士大会の式典が行われ

功労者表彰等の式典に続き全国伝統工芸士大会の開催

式典も無事に終了してから、27・28・29日の3日間 常滑市の愛知県国際展示場でのくらしの工芸品展等の催事に参加しました。

参加者は、根本石材店 根本さん、岩淵産業 岩淵さん と私の3名です。

この会場は、愛知国際空港セントレアからほぼ直結している会場で連絡通路や電車(名鉄)の車内にも告知の広告が沢山有りました。

KOUGEI EXPO in AICHI  は、4つのカテゴリーに分かれ全国の伝統的工芸品・愛知県の伝統的工芸品・実演制作体験・作品展と1日居ても飽きないようなものになっていました。

午前10時に開場なのですが、沢山のお客さんが時間前からお越し頂いて驚いてしまいました。

真壁石燈籠の展示です。

愛知県と言えば我々石工の仲間「岡崎石工品」も地元開催と言う事でとても良い展示をしていました。

期間中は、イベントステージでは、地元出身の噺家さんやSKE48のお嬢さん他タレントさんのトークショーや色々な催しが有り 私たちも楽しませて貰いました。

また、京石工芸品の皆さんや岡崎石工品の皆さんと久しぶりに交流が出来、有意義な3日間でした。

来年は、秋田県での開催だそうです。

 

 

 

 

 

工場の紅葉が見頃になりました。

今年の晩秋は、いつもの年より暖かい気がします。

11月26日から29日までの愛知県常滑市で開催された「伝統的工芸品月間全国大会」に参加し30日に帰って来ました。

出発前には、筑波山や真壁の木々もようやく色付き始めたと思っていたら2~3日前から真壁も冷え込んだそうで、一気に紅葉が進み見頃になったようです。

 

実際は、もっと奇麗なのですが写真が下手ですいません

工場のモミジとドウダンツツジ・錦木も真っ赤に色づきました。

この頃、日本も地球温暖化の影響で四季が分かりずらくなったと言われていますが、ちゃんと四季の移り変わりが分かって素晴らしいと改めて感じた日でした。

 

関東ブロック伝統的工芸品展

10月23日(土)・24日(日)東京国際フォーラム(ロビーギャラリー2)で開催しました。

関東ブロック伝統的工芸品展真壁石燈籠伝統工芸士会も出展しました。

別のホールでは、国内最大級と言われる着物サロンが開催されており和服姿のお客さんで大盛況だったようです。

真壁石燈籠も良い宣伝になりました。

今回は、展示スペースが限られていましたので、ちょっとごちゃっとした感じになりましたが、良く展示したと思います。

 

第41回 茨城県伝統工芸品展

10月21日(木)~24日(日)の4日間 つくば市のショッピングモール「イーアスつくば」で開催された

茨城県伝統工芸品展真壁石燈籠伝統工芸士会も参加しました。

今回は、会場の確保が遅かったようで、1F イーアスコート 2F センターコート 3F センターコートの3会場に分散してしまいちょっと残念でした。

上3枚が3階の様子です。

上3枚が2階の様子です。

1階の様子です。

今回は、庭園風に展示をしてさらに、場所がエスカレーターの乗り口と言う事も有り、かなりお客さんにアピール出来ました。

 

実りの秋の風景

今年は、畑を休める年らしくそば畑が例年より多い気がします。

お彼岸の時期になり、真壁も稲の収穫の時期と、そば畑が丁度いい感じになりました。

筑波山をバックに黄金色の稲穂と真っ白なそばの花が良く映えていました。

新米はもう食べました、新そばが楽しみです。

桃山学園「ふるさと真壁探検隊」

桃山学園6年生夏休み恒例の課外授業「ふるさと真壁探検隊」のメンバー5名が石燈籠について勉強しに来てくれました。

この授業は、真壁町の職業や伝統行事・歴史等をを児童自ら実際に尋ねてレポートにまとめて後日、授業で発表する取り組みです。

例年ですと夏休みの時期は猛暑の中で行うことが多いのですが、今年は猛暑にはならず比較的楽に出来ました。

はじめは、「真壁石の歴史・伝統的工芸品真壁石燈籠」について説明をした後、丁度いい具合に仕上げる直前の石仏が有り、その石の簡単な部分をノミ・コヤスケ等の道具を使い取ってゆく体験をして貰いました。

今年は原石を矢と呼ばれる道具で石割を体験して貰い児童たちも貴重な経験が出来たと思います。

最後は、場所を展示場に移動して石燈籠の説明をして解散しました。

去年は、新型コロナウイルスの感染防止で文章での質疑応答だけになってしまい少し寂しく思っていたのですが、また子供たちに石の話が出来て良かったです。

岐阜県蛭川錆御影石を入れました。

岐阜県中津川市の三上石材さんにしばらくぶりに蛭川錆石を下して貰いました。

真壁の御影石も良いのですが、この錆石の何とも言えない燈籠や水鉢等の製品に仕上げた時の落ち着いた感じの色目が好きです。