伝統工芸士 加藤さんの日記

棗(なつめ)形水鉢製作

先日、棗形水鉢の高さ三尺(約1m)の製作依頼が有りました。

そこで、親方が取り掛かる事になりましたのでその作業風景をお知らせします。

三尺物と言うと写真の通りかなりの大きさです、これをノミ切り作業で形作っていきます。

石は、真壁石で結構硬い石です。

 

棗形のようなシンプルな形の水鉢は、かえって全体のバランスが重要になるため難しく永年の感覚で恰好をビシャンで整えて行きます。

最後に水穴を仕上げて完成させました。

昭和15年1月20日生まれ 78歳、年齢的にはかなりのハードな作業だったと思いますが、まだまだ現役 少なくとも80歳位までは活躍してくれるでしょう!

 

 

桃山学園 ふるさと真壁探検隊

今年度からスタートした 小中一貫校 桃山学園ですが。

旧真壁小学校から続いています、夏休みの自由学習「ふるさと真壁探検隊」で石燈籠の勉強に7名の子供たちが先日の8年生に引き続きやってきてくれました。

引率の先生と共に、真壁石の歴史から加工道具の説明や伝統的工芸品真壁石燈籠の説明を経て実際に石材を叩いたり、削ったりしながら 手仕事の大変さなどを体験してもらいました。

最初の頃は、初めて使う道具ですので恐る恐る使っていますが、少しの時間で楽しそうに石を削ったり叩いたりするようになり嬉しく感心して見ています。          

最後に実際の燈籠の説明をして解散しました。                                      この間の8年生に続き将来、石材業に携わる様な選択が出来るように我々がもっと精進して真壁の石屋を残していかなければなりません。                                  

桃山学園8年生 職場体験授業

今年度より、桃山中学校・真壁小学校・椎尾小学校が統合されて

小中一貫校の「桃山学園」が誕生しました。

その授業の一部として、夏休みに 職場体験授業に 8年生(旧中学2年生)の2名が石材業の勉強に朝から来てくれました。

まず、午前中は真壁石の採掘元の寺西石材(株)の採石場で石材の切り出し作業から体験してもらいました。

まずは、学校の校舎よりも大きな石の壁に圧倒されていました、次に、実際に石を割る作業をたいけんしています。

次に、山で切り出した石材を切断したり研磨したり加工の見学に向かいました。

午後の部は、加藤石材で真壁石の歴史や、伝統的工芸品真壁石燈籠の説明や道具を使って石の加工を体験してもらいました。

途中からは、先生も参加しての加工体験です。

最後に石工房に移動して実際の燈籠製作を見学して解散です。

8年生(中学2年生)となれば、将来の進路を考える時だと思います、色々な選択肢の中で石材業という選択も頭の隅に置いていてもらって良い後継者が出来ればと願うばかりです。

今回、寺西石材さんの協力のもと有意義な体験が出来たのではないでしょうか。

新潟三越「全国職人工芸展」

前回の水戸京成百貨店「全国職人芸展」に続いて

新潟三越で開催された「全国職人工芸展」に参加して来ました。

こちらも初参加と言うより、新潟県での展示会が初めてです。

百貨店さんの方でも石燈籠は初めてと言う事で広告や館内の告知等で力を入れて宣伝してくれました。

展示スペースもいい感じに分かりやすくレイアウト出来ました。

今回も 寺西石材(株)の寺西俊雄さんにも協力してもらい大変助かりました。

 

 

上の写真のプレートは新潟市のシンボルと言って良い国の重要文化財に指定されている            「萬代橋」の笠石をスライスしたものに図柄を彫刻して、記念プレートにしたものです。              この萬代橋に使用されている石材はすべて 寺西石材(株)の真壁中目石(多喜石)製だそうです。    勉強不足で初めて知りました。  

今回、新潟まで来ましたが、新しい情報や職人さん達 特に、良い石製品を探していたのだがなかなか見つからなかったけれど、良いものを見られたと言うお客様が何人かおられました、実りのある催事に参加させて貰い有意義な一週間でした。

 

水戸京成百貨店「全国職人芸展」

水戸京成百貨店で開催された「全国職人芸展」に参加させて貰いました。

全国から職人さん達が集まりましたが、なんとなく地元茨城県代表みたいな雰囲気になりました。

 

真壁石燈籠・加藤石材は今回初参加でしたが、小間スペースをかなり大きく取ってもらい、なかなか空間を有効に使っての展示に苦労しました。

2日目からは、会場入り口のエスカレーター降り口の見付けに特別に展示コーナーを設けて貰い 坪庭風に作って見ました。

今回、真壁中目石(多喜石)の採掘元でもある 「寺西石材(株)」にも百貨店での催事を経験したいとの事でしたので、協力して頂きました。

茨城県の方は、地元に沢山 石屋さんが有りますので、百貨店で石を購入すると言うのはなかなか難しいと思いますが、これからも機会が有れば参加して見ようかと思っています。 

全国伝統的工芸品月間 東京大会

毎年11月に行われている 伝統的工芸品月間 全国大会が東京を会場にして開催されました。

東京での全国大会は初だそうです。

全国伝統工芸士大会は、池袋のホテルメトロポリタンで行われました。、

式典には、小池東京都知事や伊吹元文科大臣なども出席しました。

翌日からは、東京国際フォーラムを会場にしての「全国伝統的工芸品展」が開催されました。

石燈籠・石工品部門は、重量の関係で入口のエントランスに 真壁石燈籠 京石工品 の二産地で展示をしました。

さすがに東京駅、丸の内からほど近い会場ですので 伝統的工芸品の良いPRが出来たと思います。

いばらきストーンフェスティバル2017

毎年恒例の茨城の石屋のお祭り「いばらきストーンフェスティバル2017」を笠間芸術の森公園で開催しました。

秋晴れの中 沢山のお客さんがお越しになりました。

伝統工芸士会の実演「石のカエル製作」や体験コーナーなど催し物も盛り沢山でお客さんにも喜んでもらえたかなと思います。

墓石屋さんの出展が多い中 真壁石燈籠 も頑張っています!

近くて便利「いばらき・とちぎ・ぐんま展」

池袋のサンシャインシティーワールドインポートマートビルで開催された北関東3県の観光イベント

「近くて便利、いばらき・とちぎ・ぐんま展」に真壁石燈籠代表として出展して来ました。

各県のゆるキャラ達や観光大使の綺麗なお姉さん達など盛大に開催されました。

新茨城県知事になられた、大井川知事も開会セレモニーに出席して場を盛り上げていました。

 

今回、第1回目でしたので、毎年続けて開催して貰いたいものです。

那珂市街並み視察

10月26日 那珂市の街並み視察団の皆さんが、国の重要伝統建造物地区に指定されている桜川市真壁町に視察にいらっしゃいました。

街並み視察と地場産業である伝統的工芸品真壁石燈籠製作や小田部梵鐘さんも見学に立ち寄りました。

石燈籠の歴史や真壁石燈籠がなぜ国指定伝統的工芸品に指定されたのか等の説明をして、石を叩くところを見学してもらいました。

 

真夏の様子 キジの散歩

夏の日の、ある朝の様子です。

数年前から雉のつがいが工場裏の藪に巣を作っていましたが。

この頃、作業場の方にも出てくるようになりました。

近づきすぎるとさすがに逃げてしまうので、今年はちょっと写真がぶれてしまいました。