真壁の雪景色
1月7日、前日昼頃から降りだした雪が朝日に照らされて綺麗でした。
一昨日仕事始めをしたばかりで、正月に訛った身体で雪かきです。
毎度のことですが、雪かきをする前にしばらくの時間、燈籠に積もった雪景色を楽しみます。
快晴で真っ青な空と白い雪と石は良く合います。
1月7日、前日昼頃から降りだした雪が朝日に照らされて綺麗でした。
一昨日仕事始めをしたばかりで、正月に訛った身体で雪かきです。
毎度のことですが、雪かきをする前にしばらくの時間、燈籠に積もった雪景色を楽しみます。
快晴で真っ青な空と白い雪と石は良く合います。
筑波大学大学院のジオパーク論専攻の皆さんが、地域に根付く産業である真壁石の話を聞きたいと言う事でお越しになりました。
これは、12月4日・5日の2日間実施された ジオパークツアー最終日の見学になると言う事でした。
笠間市の石の百年館からスタートして御影石の成り立ちや成分等は勉強してきたと言う事で、真壁では古くからの仕事としての石との関わりと「伝統的工芸品真壁石燈籠」の話をさせて貰いました。
大学院生の皆さんですので私よりも話は上手でしょうから、道具の実演や石割を主に見て貰いながら最後に展示場に移動して燈籠の説明をして終了となりました。
時間も午後4時を過ぎ薄暗くなってしまいましたが、まとまらない話を長時間聞いて貰って有り難う御座いました。
また、こういう機会を頂ければ 石の魅力を発信していきたいと思います。
常滑市で開催された全国伝統的工芸品大会の期間中、出展した3人で1日ずつフリータイムを取り各自自由に行動をする事としました。
私も1日、時間を貰って 前から参拝したかった「熱田神宮」に参拝して来ました。
この時期は、七・五・三と言う時期もあり沢山の晴れ着を着たお子さんで賑わっていました。
流石、三種の神器「草薙剣」をご神体にお祀りする神宮です、賑やかな中にも神聖な気持ちで参拝することが出来ました。
かの有名な信長塀や20尺はあろうかと言う佐久間燈籠・太鼓橋の手摺の石の加工など、当時の素晴らしい技術に感銘を受けて来ました。
帰りに常滑の市街にも立ち寄って散策しながら、一日有意義に過ごさせて頂きました
今年の晩秋は、いつもの年より暖かい気がします。
11月26日から29日までの愛知県常滑市で開催された「伝統的工芸品月間全国大会」に参加し30日に帰って来ました。
出発前には、筑波山や真壁の木々もようやく色付き始めたと思っていたら2~3日前から真壁も冷え込んだそうで、一気に紅葉が進み見頃になったようです。
実際は、もっと奇麗なのですが写真が下手ですいません
工場のモミジとドウダンツツジ・錦木も真っ赤に色づきました。
この頃、日本も地球温暖化の影響で四季が分かりずらくなったと言われていますが、ちゃんと四季の移り変わりが分かって素晴らしいと改めて感じた日でした。
今年は、畑を休める年らしくそば畑が例年より多い気がします。
お彼岸の時期になり、真壁も稲の収穫の時期と、そば畑が丁度いい感じになりました。
筑波山をバックに黄金色の稲穂と真っ白なそばの花が良く映えていました。
新米はもう食べました、新そばが楽しみです。
桃山学園6年生夏休み恒例の課外授業「ふるさと真壁探検隊」のメンバー5名が石燈籠について勉強しに来てくれました。
この授業は、真壁町の職業や伝統行事・歴史等をを児童自ら実際に尋ねてレポートにまとめて後日、授業で発表する取り組みです。
例年ですと夏休みの時期は猛暑の中で行うことが多いのですが、今年は猛暑にはならず比較的楽に出来ました。
はじめは、「真壁石の歴史・伝統的工芸品真壁石燈籠」について説明をした後、丁度いい具合に仕上げる直前の石仏が有り、その石の簡単な部分をノミ・コヤスケ等の道具を使い取ってゆく体験をして貰いました。
今年は原石を矢と呼ばれる道具で石割を体験して貰い児童たちも貴重な経験が出来たと思います。
最後は、場所を展示場に移動して石燈籠の説明をして解散しました。
去年は、新型コロナウイルスの感染防止で文章での質疑応答だけになってしまい少し寂しく思っていたのですが、また子供たちに石の話が出来て良かったです。
岐阜県中津川市の三上石材さんにしばらくぶりに蛭川錆石を下して貰いました。
真壁の御影石も良いのですが、この錆石の何とも言えない燈籠や水鉢等の製品に仕上げた時の落ち着いた感じの色目が好きです。
今年の冬は、例年の冬よりも厳しい寒さの冬です。
事務所の神棚の榊の水も凍った日が数回有りました。
筑波山も今シーズン初の雪化粧の朝でした。
しかし、 庭の枝垂れ梅が2輪ほど開花していました!
周りの蕾もだいぶ赤くなりもうちょっとで咲く準備が整っているようです、梅はすごいです氷点下の日が続くのに、ちやんと春が来るのを知らせてくれます。
何だか嬉しくなりました。
新年明けましておめでとうございます
令和三年 一月五日 加藤石材恒例の仕事始めを行いました。
石に三・五・七の縁起数をノミ切りで彫り、当たり矢を彫刻して御神酒・お米・塩・鰹節をお供えして道具を清め、今年一年の商売繁盛と無事を祈願する昔からの石屋の習わしです。
今年は、親方が所用で留守でしたが1月20日で81歳になります、まだまだ燈籠製作意欲満々です!
本年も宜しくお願い申し上げます。