横田榮一氏の銅像台座制作

11月10日 つくば市谷田部(旧谷田部町)の町役場跡に在ります顕彰碑園に

一般社団法人 旧谷田部町顕彰碑園未来の憩いの場様 からご依頼を頂き、「旧谷田部町町長 横田榮一氏」の功績を称えるための銅像の台座を真壁小目石で制作、設置させて頂きました。

この台座を制作するにあたっては、約1年半前からご相談を頂き、打ち合わせを数回して、真壁石の一つ石での制作になりました。

横田榮一氏は、昭和44年に谷田部町長に就任され、旧谷田部町や研究学園都市などの発展に尽力された方です。

その功績を称え、後世まで伝える為の顕彰事業での銅像建立となりました。

ご覧の通り一つの真壁石小目石では、かなり大物の石です原石の段階では幅4尺5寸(約1m40cm)高さ4尺(約1m20cm)有りました

池田石材(株)さんの丁場に原石をお願いしましたが、トラックでは石を下す事が出来なく大型ダンプを頼んでの運送になりました。

ここから台形に切削して加藤石材の工場に運び、後はほぼ手作業によるビシャン仕上げでの加工です。

この状態でもまだ重量は2・5トン位あります、特別に大きいフォークリフトを借りて来て、作業場には入らないので外にテントを張って加工作業をしました。

小目石もこの大きさで色ムラも黒い玉状の斑点も無く良い石に巡り合えました。

         有り難う御座いました。