春の気配
今年の冬は、例年の冬よりも厳しい寒さの冬です。
事務所の神棚の榊の水も凍った日が数回有りました。
筑波山も今シーズン初の雪化粧の朝でした。
しかし、 庭の枝垂れ梅が2輪ほど開花していました!
周りの蕾もだいぶ赤くなりもうちょっとで咲く準備が整っているようです、梅はすごいです氷点下の日が続くのに、ちやんと春が来るのを知らせてくれます。
何だか嬉しくなりました。
今年の冬は、例年の冬よりも厳しい寒さの冬です。
事務所の神棚の榊の水も凍った日が数回有りました。
筑波山も今シーズン初の雪化粧の朝でした。
しかし、 庭の枝垂れ梅が2輪ほど開花していました!
周りの蕾もだいぶ赤くなりもうちょっとで咲く準備が整っているようです、梅はすごいです氷点下の日が続くのに、ちやんと春が来るのを知らせてくれます。
何だか嬉しくなりました。
新年明けましておめでとうございます
令和三年 一月五日 加藤石材恒例の仕事始めを行いました。
石に三・五・七の縁起数をノミ切りで彫り、当たり矢を彫刻して御神酒・お米・塩・鰹節をお供えして道具を清め、今年一年の商売繁盛と無事を祈願する昔からの石屋の習わしです。
今年は、親方が所用で留守でしたが1月20日で81歳になります、まだまだ燈籠製作意欲満々です!
本年も宜しくお願い申し上げます。
今年の工場の紅葉は、ここ数年より真っ赤に紅葉しました。
落ち葉が、紅葉の下に据えてある四方仏水鉢の周りに落ちて赤い絨毯の様になっていました。
今シーズンの冬はかなり寒くなると言う予報ですので、お体ご自愛ください。
新年明けましておめでとう御座います。
令和二年 一月五日 恒例の加藤石材の仕事始めを行いました。
真壁石に三・五・七をノミ切りで彫りだし、次に当たり矢を彫刻する昔からの真壁の石屋の正月の儀式です。
今年は、去年の10月に伝統工芸士の認定試験を受験した3名のうち 寺西さん、渡辺さんの2名が参加してくれました。寺西さんは会社が寺西石材(株)で真壁石の採石もしているので、今回 仕事始め用にかなり大きめの真壁中目石を提供して頂きました。
寺西さんです。
渡辺さんです。
例年ですと、石を起こした状態でノミ切りするのですが石が大きいため寝せた状態で彫り上げました。
彫り上がったら、御神酒・塩・お米・鰹節をお供えして、道具を置いて一年の仕事の無事と商売繁盛を祈念します。
今、真壁では、この正月の仕事始めの儀式を行っているのは加藤石材一件のみになっていましたが、来年からは二件増えそうです。
真壁の石工の良い伝統がだんだん復活していけば良いなと今年は、特別に祈念しました。
今 年 も 宜 し く お 願 い 致 し ま す 。
12月23日 前日の夜から雨が降っていましたが、朝仕事に出かけるときに何気なく筑波山を眺めたら薄っすらと白くなっていました。
あと1日ずれていればホワイトクリスマスになったかもしれません、もっとも午前中で溶けてしまったようです。
今年の秋 ここ数年間、あまり鮮やかに色付かなかった工場の紅葉が綺麗に色付きました。
大雨やら台風やらで天候的にはそんなに条件は良くなかったと思うのですが鮮やかな色に紅葉しました。
残念ながら錦木だけ時期が早く葉が落ちてしまいましたが、これも真っ赤に色付いて見事でした。
筑波の山とも良く合います。
10月21日さいたま新都心の関東経済産業局に於いて開催された。
令和元年度伝統的工芸品産業功労者等表彰式に出席させて頂き
経済産業省関東経済産業局長彰を受賞させて頂きました。
これもひとえに、皆々様からのご指導のお陰様です。
表彰式は、関東伝統工芸士会会長表彰も行われました、関東伝統工芸士会の副会長として出席していました真壁石燈籠伝統工芸士会 根本会長との2ショットです。
表彰式の後、受賞者と関係者との座談会が行われ 石都真壁と石燈籠についての説明をさせて頂きました。
他産地の受賞者の説明や意見を聞く機会を設けて頂き、参考にさせて貰えるものが有りました。
有り難う御座いました、これからも真壁の伝統工芸士として精進して参ります。
茨城県後継者育成事業で将来の伝統工芸士になる人材を育てる事業が、平成28年から30年までの3年間行われ 真壁の将来有望な3名の若手を指導して来ました、 そしてその集大成として。
令和元年10月10日に知識試験 16・17・18日の3日間実技試験を真壁高校稲荷原農場実習棟で行いました。
実技試験の課題は、梵字燈籠の宝珠・笠・受けの部分を手仕上げで加工をするという、3日間の作業としては かなりハードなものです。
もつとも、我々の実技試験の頃は5日間で宝珠・笠・火袋・受・竿と全部仕上げましたので今よりハードな作業でした。
3名の受験者も必死に作業を進めていきます。
日程の都合上 火袋と竿は、自分の工場で仕上げてきたものを持参して一本の梵字燈籠に仕上げます。
3年間に渡り伝統工芸士が3名1組3チームになり指導をして来ましたので
何とか、全員合格して貰いたいものです。
合否の結果は、年明け1月下旬か2月初旬の発表になります。
茨城県が今年の国体の開催県です、桜川市もライフル競技の会場になりました。
そこで国指定伝統的工芸品である「真壁石燈籠」をPRさせて頂く為にライフル競技の実施される
10月4・5・6・7日の4日間 表彰式会場の前に燈籠を展示しました。
代表的な石燈籠を配置したコーナーと蹲踞の坪庭風のコーナーとの2か所の場所に設置しました。
競技会場と表彰式会場の通路には、「ひめとうろう」も展示させて貰いました。
来年1月に80歳を迎えようとしている 加藤征一の元気な仕事ぶりをお伝えします。
万成石の勧修寺(三尺)を二基仕上げています。
勧修寺は台から火袋までは、長方形のシンプルな構成ですが笠の仕上げには気を使います。
特に笠の先端部分は技術が必要です。
職人には定年は有りませんが、アラ80(アラウンド80歳)でまだこの大きさの石をノミ切りが出来るのであれば、あと何年かは燈籠造りに支障は無い様です!