伝統工芸士 加藤さんの日記

いばらき ストーンフェスティバル2015

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10月31日~11月3日の4日間 毎年恒例の いばらきストーンフェスティバル2015が開催されました。

31日と1日の土、日の2日間は、技能祭やJAふれあい祭りなどの4つのイベントと共催でしたが、後半の2日、3日はストーンフェスティバル単独での開催という初の試みでした。

あいにくと、2日の平日は天気が悪くてお客さんの足が遠のいてしまったみたいですが、3日は、お天気も良く沢山のお客さんとお話が出来ました。

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今年は、出展業者がちょっと少なかったのですが、盛大に開催出来ました。 石屋単独での開催で、どれ位のお客さんがいらして貰えるかが問題でしたが、沢山足を運んでもらえて、何とか石屋だけでも出来るかな?という手応えをつかめた様な気がします。

十三仏の製作

十三仏製作の方も何とか進んでいます。

七番薬師如来 八番観音菩薩 九番勢至菩薩 十番阿弥陀如来 まで彫りあがりました。

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         七番 薬師如来                         八番 観音菩薩

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       九番 勢至菩薩                        十番 阿弥陀如来

余談ですが、勢至菩薩は午年私の守り本尊です。

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最初の仏様を彫り始めた時は、半袖で汗をかきながら仕事をしていましたが、ハイネックのインナーに長袖を着て仕事をするようになってしまいました。   残り三体の仏様となりました、もうちょっと頑張ります。

 

十三仏の製作

しばらく他の仕事をしていて、なかなか十三仏の製作の方が思う様に進みませんでしたが何とか三体の仏様を彫りあげました。

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四番 普賢菩薩  六牙の白像の上に乗っています        五番  地蔵菩薩です。

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 六番 弥勒菩薩です。                    製作風景です。

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まず、石に大体寸法で墨かけをして、切削機で切り込みを大まかに入れて後は、手作業で彫りあげて行きます。

また、進み具合で御報告いたします。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

真壁小学校 職業探検隊

7月30日、今年もこの日の最高気温が34・5℃の中、真壁小学校の夏休み自由研究 職業探検隊 で、子供たちが石燈籠製作の体験、見学に来てくれました。

まずは、羽鳥団地の工場(こうば)の方で 真壁石の歴史や伝統的工芸品・使う道具の説明から始まり、質疑応答と進めていき後は、実際に道具を使って石の加工を体験して貰いました。

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この、道具を使って石を叩いたりノミで削ったりする作業体験が、当たり前のようですが、一番受けが良いようです。

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この後、展示場に移動して燈籠の種類や名前の説明をして、ちょうど親方が仕上げをしていたのでその作業を見学して終了しました。

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石の町 真壁と言ってもなかなか子供達には石に接する機会があまり無いですので、(特に、手作業での加工風景などは)このような授業をどんどん企画して頂いて、将来,物造りの道に進んでくれる様な人が出て来て貰いたいものです。

 

 

 

 

 

万成石製の供養塔

先日、いつも色々と勉強させて貰っています 千葉県八千代市の正覺院様のご住職の御依頼で供養塔を製作、設置させて頂きました。

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この供養塔は、もともとこの形が有るのか、ご住職のアイデアなのかは、私が勉強不足で分かりませんが独特の面白い姿です。

2015897137.JPG 今回は、ご住職から意匠に関して色々指定が有りました。

ちょっと写真では分かりずらいと思いますが、台座は八角、塔身は八角と言うより角を大面取りにして四仏を彫りその下に宝塔、大面の部分に三鈷杵、笠とその上に蓮華座、相輪を乗せる寄せ燈籠的な塔です。

岡山県産の銘石、万成石で製作してみました、石の色目も落ち着いた色で良い雰囲気に仕上がりました。

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蛭川錆石を下しました。

この間、久しぶりに岐阜県から産出される蛭川石を大型トラック2台分、約240切(石の体積の単位で1切は、約30㎤です)を

岐阜県中津川市福岡(旧蛭川村)の(有)三上石材さんに下して貰いました。

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この蛭川石は、御影石の中でも錆石と呼ばれてちょっと赤みがかっていて、燈籠にした場合、落ち着いた風合いが出るのでわざわざ岐阜県の方から持って来て貰っています。

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2~30年前までは、筑波の小田地区からも錆石が出たのですが、今は蛭川錆石位しか無いのではないでしょうか。

真壁でもこの蛭川石を下して石製品に仕上げているのは、私の所だけのようです。

だんだん貴重な石になってしまうかも知れません。

 

円空彫の狛犬

江戸時代前期の僧侶で諸国を遍歴し(円空仏)と呼ばれる仏像を数多く残した円空さん。

その素朴で何とも言えない味わいのある仏様に魅力を感じていて、いつかは石造で彫ってみたらどうかなと思っていたのですが。

山梨県で開催された(円空展)を観て円空仏が好きになったと言う、K様より狛犬を彫れないか?とのお問い合わせが有り、二つ返事で製作をお受けしました。

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材料が石ですので、円空さんの風合いが出るかどうか心配でしたが、結構、石の良さを出しながらほぼ思ったように仕上がりました。

なかなか自分では円空仏を彫るきっかけが作れませんでしたが、有り難い事でお客様からご依頼を頂き、思いを果たせました 良い勉強になりました。

 

 

 

 

十三仏の製作

先日、東京のお寺様から十三仏の製作のご依頼が有りました、色々と打ち合わせをした結果。

半肉彫りの野仏風の物が良いと言うことで製作を開始し三体の仏様を彫りましたので

進み具合を随時載せたいと思います。

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まずは、十三体の仏様の特徴の寸法に合わせて石取りをして、大まかな形に切削機で切り込みを入れ

後は、手作業で仕上げ彫をして行きます。

第一番の不動明王 第二番の釈迦如来 第三番の文殊菩薩までが彫り上がりました。

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この下にコブ出しの台座にのせて、香炉・花立を付ける予定です。

またご報告します。

 

 

NIPPON石博 上野公園で開催

3月7日(土)、8日(日)の両日 東京 上野恩賜公園大噴水前広場で開催されました。

NIPPON石博2015に参加して来ました。

このイベントは、日本石材産業協会(石産協)の主催で、もっと石の魅力を大勢の人に知って貰おうという趣旨で行われた、今年が初めてのイベントです。

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石を使ったワークショップ、石窯焼きピザ・コーヒーや震災復興モニュメント、稲田ストーンエキジビションの作品の展示、サヌカイトの演奏やヒーローショー・殺陣のショー、石灯りロード等様々な催し物を行いました。

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あいにくと両日ともお天気があまり良くなかったのですが、さすがに上野公園と言う場所だけあって大勢の皆さんに来て頂きました。

その中の展示のひとつに伝統工芸士による展示製作実演ブースが、会場の3分の1位を使かわせて貰い参加しました。

日本の各産地の京都・真壁・岡崎・庵治・出雲からの工芸士が集合した初の試みでした。

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工芸士の製作実演も、産地の方々が交代で行いました、上野公園にノミの音が響き渡り沢山のお客様に石工の加工技術のPRが出来ました

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NIPPON石博は、今回が初回でしたが毎年開催して貰い石の魅力を沢山の人にPR出来れば良いと思ってます。

 

 

 

 

加藤石材 仕事始め

新年明けましておめでとう御座います。

平成二十七年 1月5日 加藤石材も仕事始めを行いました。

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まずは、石に 三 五 七 の線と当たり矢をノミ切りして

鰹節、お米、塩、お神酒をお供えして、石と道具と作業場に一年の無事と商売繁盛をお願いします。

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     本年も宜しくお願い申し上げます。

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