伝統工芸士 加藤さんの日記

伝統工芸士実技試験

茨城県後継者育成事業で将来の伝統工芸士になる人材を育てる事業が、平成28年から30年までの3年間行われ 真壁の将来有望な3名の若手を指導して来ました、 そしてその集大成として。

令和元年10月10日に知識試験  16・17・18日の3日間実技試験を真壁高校稲荷原農場実習棟で行いました。

実技試験の課題は、梵字燈籠の宝珠・笠・受けの部分を手仕上げで加工をするという、3日間の作業としては かなりハードなものです。

もつとも、我々の実技試験の頃は5日間で宝珠・笠・火袋・受・竿と全部仕上げましたので今よりハードな作業でした。

3名の受験者も必死に作業を進めていきます。

日程の都合上 火袋と竿は、自分の工場で仕上げてきたものを持参して一本の梵字燈籠に仕上げます。

3年間に渡り伝統工芸士が3名1組3チームになり指導をして来ましたので

何とか、全員合格して貰いたいものです。

合否の結果は、年明け1月下旬か2月初旬の発表になります。

 

いきいき茨城ゆめ国体

茨城県が今年の国体の開催県です、桜川市もライフル競技の会場になりました。

そこで国指定伝統的工芸品である「真壁石燈籠」をPRさせて頂く為にライフル競技の実施される

10月4・5・6・7日の4日間 表彰式会場の前に燈籠を展示しました。

代表的な石燈籠を配置したコーナーと蹲踞の坪庭風のコーナーとの2か所の場所に設置しました。

競技会場と表彰式会場の通路には、「ひめとうろう」も展示させて貰いました。

 

赤城神社 玉垣工事

長年お世話になっております  千葉県流山市の赤城神社(神社委員会)様より

令和の代替わりを記念した 玉垣奉納の工事をご依頼頂きました。

基礎工事を始める前には、委員会の皆さんとお浄めを行い工事の無事を祈願しました。

玉垣は、根石・柱石・笠石の構成からなり親柱は八寸角(約24㎝)高さ五尺二寸(約1m58㎝)の立派な造りです。

今回は、第1期との事ですので2期・3期と続き、立派な参道になっていけばと思います。

親方の仕事ぶり

来年1月に80歳を迎えようとしている 加藤征一の元気な仕事ぶりをお伝えします。

万成石の勧修寺(三尺)を二基仕上げています。

勧修寺は台から火袋までは、長方形のシンプルな構成ですが笠の仕上げには気を使います。

特に笠の先端部分は技術が必要です。

職人には定年は有りませんが、アラ80(アラウンド80歳)でまだこの大きさの石をノミ切りが出来るのであれば、あと何年かは燈籠造りに支障は無い様です!

桃山学園 ふるさと真壁探検隊

8月1日 毎年恒例の桃山学園の夏休み校外学習

「ふるさと真壁探検隊」の6年生5名が今年も真壁の石についての勉強に来てくれました。

この日も、猛暑でしたが、みんな元気いっぱいで私の説明を聞いてくれました。

真壁石の歴史から現在の状況や伝統的工芸品真壁石燈籠の話・道具の話など石材組合のパンフレットを教材にして進めていきます。

そして、実際にノミ・石鎚やビシャンなどを使って石を加工する体験をしてもらいました。

最初は、恐る恐るやっていますが、最後は時間が来てもやめられないほどに夢中になって石を叩いていました。

毎年思うのですが、この中から将来 モノづくりの楽しさを覚えて職人の道を目指す子が育ってくれれば良いなと思っています

そのためには、我々がもっと研鑽に励んで「石都 真壁」を盛り上げて行かないといけません。

 

宝篋印塔・不動明王像を製作、設置

7月10日 筑西市のM様の依頼で宝篋印塔を製作・筑波石の記念碑に不動明王像を彫刻して

完成したものを設置しました。

宝篋印塔は、つくば市小田地区宝篋山に在ります県指定文化財の宝篋印塔の原寸大で高さは八尺五寸(約2m60cm)真壁中目石製です。

現地の宝篋山まで登って、実物と同じに模刻しました。

不動明王像は、筑波石に彫刻した物です。

設置場所が遠くラフタークレーンを使っての作業になりました。

不動明王像の記念碑は、せっかくでしたのでラフタークレーンを使わせて貰いました。

この場所は、個人で和風の公園を整備しているとの事です。

貴重な仕事をさせて頂き有り難う御座いました。

桜川市第29回大和(まほろば)の石まつり

6月7・8・9日の3日間

桜川市の石材業の祭典「大和(まほろば)の石まつり」を開催しました。

令和元年、今年で29回目となる「石まつり」です。

初日は、お天気が良くなくて、あまり人出が無かったのですが、残り2日間はお天気にも恵まれ沢山のお客さんがいらっしゃいました。

石のサッカーボールや色々な催しが行われていました。

来年は、第30回の節目の石まつりになると思います、

石の街 桜川市のためにも40回 50回と続けていきたいものです。

水戸京成百貨店「日本のモノづくり展」

令和に元号が変わってそろそろ1ヶ月が経とうかと云う5月23日~28日に

水戸京成百貨店で開催される「日本のモノづくり展」に急きょ出展する事になり

搬入日を含めて1週間行ってきました。

「日本のモノづくり展」の題字は 例の あさげ・ゆうげ の題字を書いた豊口氏によるものです。

ぎりぎりの日程での出展依頼でしたので展示広告やチラシには載りませんでした、広い展示スペースでは無かったのですが百貨店様と企画者様の計らいでエスカレーター前と会場内の2か所に展示をさせて頂きました。

今回は、燈籠を置燈籠を主体に野仏などの彫刻類で趣向を変えて展示して見ました。

エスカレーターを降りたら目の前に面白そうな小さい庭が表れてお客様にも好評でした。

上の写真は、出展者のごく一部ですが、全国各地より素晴らしいモノが集結して勉強にもなります。

まだ今回で3回目だそうですが、長く続けて頂き、また出展の依頼が有れば是非参加したいものです。

 

笠間陶炎祭(ひまつり)

平成31年4月29日~令和元年5月5日

ゴールデンウイーク10連休の真っただ中の1週間

笠間の陶炎祭が開催されました、今年で第38回目を迎えたそうです。

今年も、沢山のお客様で賑わっていました、特に初日は朝8:00には駐車場が満車になるほどの大盛況でした。

真壁石燈籠伝統工芸士会も毎年、協力出展させて頂いて貰っています。

好評の抹茶碗展会場にも展示をして、お客様にも高評価を頂いたそうです。

入り口には、鉢灯りと燈籠で良い雰囲気が出ていました。

笠間焼協同組合様には、毎年良い機会を頂いて感謝しています。

筑波山 なごり雪 

暑さ寒さも彼岸までと言いますが

新潟から戻ってきてポカポカ陽気が続いていたと思っていたら

4月2日、今朝は冷えるなと思ったら 何と 筑波山が白くなっていました。

まさか、これから雪が降る事は無いと思いますので、今シーズン最後の雪景色です。